1948-07-01 第2回国会 衆議院 本会議 第75号
その上、近く改訂を予想せられる新給與並びに物價水準をも考慮に入れますときには、差引不足見込額はさらに莫大な数字に上り、この收入不足額を補填する財源は、もつぱら一般会計よりの繰入金または借入金によるほかはなく、かくては独立採算制の基礎を脅かし、インフレを助長しい、健全財政の建前を沒却する結果になりますので、一般会計からの繰入金は五十億円程度止めまして、できるだけ事業收支の均衡をはかるために、現行通信料金
その上、近く改訂を予想せられる新給與並びに物價水準をも考慮に入れますときには、差引不足見込額はさらに莫大な数字に上り、この收入不足額を補填する財源は、もつぱら一般会計よりの繰入金または借入金によるほかはなく、かくては独立採算制の基礎を脅かし、インフレを助長しい、健全財政の建前を沒却する結果になりますので、一般会計からの繰入金は五十億円程度止めまして、できるだけ事業收支の均衡をはかるために、現行通信料金
その後生活補給金二・八月分を支給したほか、本年一月に遡つて、二千九百二十円給與水準を採用することになつたのでありますが、通信料金はその間ずつとすえおきになつていたので、收入不足を補填する財源は、もつぱら一般会計よりの繰入金及び借入金によつて賄わざるを得なかつたのでありまして、結局昭和二十二年度通信事業特別会計損益勘定(特第一〇号補正予算)の收支は、收入において百三十七億二千四百七十一万二千円であり、
その後生活補給金二、八月分を支給したほか、本年一月にさかのぼつて二千九百二十円給與水準を採用することになつたのでありますが、通信料金はその間ずつとすえおきになつていたので、收入不足を補填する財源は、もつぱら一般会計よりの繰入金及び借入金によつて賄わざるをえなかつたのでありまして、結局昭和二十二年度通信事業特別会計損益勘定(特第一〇号補正予算)の收支は、收入において、百三十七億二千四百七十一万二千円であり